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2015年10月17日土曜日

戦争をすることを決めることができる統権は、どこの国にもあり、通常は大統領や首相が持っている。
アメリカの場合は、大統領はアメリカ合衆国軍の最高指揮官ではあっても、宣戦布告権は有していない。
宣戦布告権は議会が持っており、アメリカが戦争をするかどうかは議会が決定する。
しかし、シリアや尖閣諸島のように事態がいつ切迫してもおかしくない地域での問題については、議会で議論していると手遅れになる事がある。
そこで、アメリカでは特定り問題に関しては、あらかじめ大統領の判断で戦争をするかどうかを決めても良いと、毎年、議会から大統領へ安全保障に関する権限の一部を「国防授権法」という法律により、授けている。
2015年の国防授権法は、2014年12月19日に、大統領の署名を経て成立している。
この国防授権法の対象エリアに入った地域は、戦争の可能性があるとアメリカが考えていると読み取る事ができる。

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