山崎元さんの著書『信じていいのか銀行員』(講談社現代新書)の原稿の元になったのは、主に銀行員を読者とする『近代セールス』(近代セールス社刊)という雑誌に「山本元の資産運用の常識・非常識」というタイトルで連載されていたものである。
山崎さんは、雑誌執筆当時、銀行員が顧客にとって正しい営業を行わないことへの怒りと、銀行員に資産運用の正しい常識を知ってほしいという願い、心ある銀行員はきっと行動を改善してくれるはずだという期待とが交錯していたという。
だから、本書を一番読んでほしい読者は銀行員であり、顧客と銀行の双方が長期的に上手くいくようなビジネスのあり方を改めて考えてみることを期待しているという。
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