日銀がこれだけ国債を抱えてしまっている中、何かの拍子に金利が上がって債券価格が急落すると、日本経済は大混乱になってしまう。
2016年度予算で、国債費(国債償還額と利払い費の合計)は、23.6兆円に達しており、財務省の試算によると金利が2017年度に4.4%上昇したら、国債費は37.5兆円になるという。
16兆円も利払い費が増加し、これは消費税6%強の引き上げに相当する。
16兆円も利払い費が増加し、これは消費税6%強の引き上げに相当する。
一度、信用不安が起これば、金利が2~3%では収まらず、ギリシャのように7~10%となる可能性もある。
そうすると利払い費が10兆単位で増え、赤字国債で国債調達をして利払いに充てざるを得なず、金利が更に上がっていく。
そうすると利払い費が10兆単位で増え、赤字国債で国債調達をして利払いに充てざるを得なず、金利が更に上がっていく。
金利が上がれば国債の価値が下がり、銀行は評価損を計上せねばならなくなり、資本を食っていき、信用不安となる。
1980年代後半のバブル崩壊では、土地投機に失敗して銀行再編となったが、政府が公的資金を投入できた。
今回のような国債の信用不信だと、手の付けようがない。
今回のような国債の信用不信だと、手の付けようがない。
現在、日本政府が最もやってはならないことは、金利の上昇なのである。
リスクプレミアムで、金利が上昇してい行くことを避けねばならない。
リスクプレミアムで、金利が上昇してい行くことを避けねばならない。
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