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2016年8月3日水曜日

株主の人は「俺たちはリスクを取っている。預金者はリスクを取っていないだろう」とよく言う。
しかし、現在の状況を冷静に考えると、預金者は1000兆円の国家債務と心中する事を選んでいる。
銀行預金はペイオフで1銀行当り1000万円、10銀行に分ければ1億円が守られると言うが、その半分くらいは国債と結びついていいるので、国債が破綻すれば10銀行ともダメになる。
そうなると、日本政府はペイオフ制度によって預金を保護する能力はないので、現在の日本では預金者の方が株主よりもリスクを負っていると考えられる。
株主は瞬時にグローバルにリスクヘッジができる。
現在のリスクとリターンを考えると、預金者の方がより一層、国家と心中する覚悟で預金しているのである。

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