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2016年8月3日水曜日

戦後史を見ると、吉田茂以来、歴代の自民党政権にとって、憲法9条は、アメリカの覇権主義に対して、「これ以上は付き合えません」という最良の武器となっていた。
それをわざわざ自ら捨てるというのは、リアリズムと正反対の態度である。
「できない口実」としての憲法は、政治的にとても意味があるし、これに基づいて国際社会で貢献するという国家像を描き、ポジティブなメッセージをどう発信するかが問われている。

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