新幹線の新駅はこれまで地元の陳情が理由であることが多かった。
例えば1988年に誕生した「三河安城駅」(総事業費137億円)、「新富士駅」(総事業費133億円)は共に、請願駅であり、総事業費は地元が負担した。
例えば1988年に誕生した「三河安城駅」(総事業費137億円)、「新富士駅」(総事業費133億円)は共に、請願駅であり、総事業費は地元が負担した。
ところが、2003年10月に開業した品川駅は地元の要望はなく、総事業費950億円を全てJR東海が負担した。
2013年の東海道新幹線の1日平均乗客数は東京駅が9万3354人、京都駅3万4490人、新横浜駅が3万817人に対し、品川駅は3万3000人と多い。
JR東海としては、JR東日本に対抗して、「自分の駅」を東京に開業する念願もあったが、その先にはリニア中央新幹線の始発駅を品川駅にしてしまうという、隠し玉まで用意されていたのである。
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