Amazon

2017年4月16日日曜日

不良債権処理と聞いても、銀行がどのような顧客取引をしているかまでは見えてこない。
同じ不良債権処理でも、貸倒引当金を積むことによって貸借対照表上だけで処理を行う「間接償却」と、不良債権事態をファンドなどに売却するバルクセールでは意味合いが全く異なる。
間接償却の場合は、事業再生もせず、単に返済猶予を繰り返すばかりで放置しているケースもあれば、会計上は引当ながらも事業再生に向けて努力をしているケースもある。
バルクセールの場合は、不可抗力で再生を断念して債権を手放した場合もあれば、事業再生など初めからやる気もないため、債権を売り飛ばして単に売却損を出したケースもある。

0 件のコメント:

コメントを投稿