貧困には「絶対的貧国」と「相対的貧国」の2つの概念がある。
「絶対的貧困」とは、最低限の生活も営むことができない状態で、食料や生活必需品を購入するためのお金もなく、衣食住さえままならない人達となる。
アフリカで飢餓に瀕している人々が絶対的貧国となる。
アフリカで飢餓に瀕している人々が絶対的貧国となる。
「相対的貧困」とは、年間の可処分所得が中央値の半分を下回っている状態である。
可処分所得とは、手取りのお金で、働いて得た収入から社会保険料や税金を差し引いたものである。
可処分所得とは、手取りのお金で、働いて得た収入から社会保険料や税金を差し引いたものである。
中央値は平均値とは異なる。
所得の平均値は、全ての世帯の所得を足してその数で割った金額であり、厚労省の2015年の調査によると、1世帯あたりの所得の平均額は541万9000円となっている。
高所得者の世帯が平均値を引き上げているので、高めの金額となってしまう。
所得の平均値は、全ての世帯の所得を足してその数で割った金額であり、厚労省の2015年の調査によると、1世帯あたりの所得の平均額は541万9000円となっている。
高所得者の世帯が平均値を引き上げているので、高めの金額となってしまう。
一方の中央値は、全世帯を所得順に並べて、真ん中を指す数値であり、厚労省の2015年の調査によると427万円となっている。
相対的貧困とし、この中央値のとなる427万円の半分、つまり可処分所得が年間214万円をと下回る人達というで、相対的貧困率は2012年に16.1%になっている。
非混率の調査は3年おきに大規模調査年に実施され、2016年に実施された大規模調査は、2017年7月に15.6%と改善した発表された。
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