無差別殺傷事件を起こした人達は、自らの動機について、明確に意識して犯罪を犯したわけではない。
動機になる事柄を対象化し、認識することができていたならば、無差別殺傷事件という形態で問題の解決を図ろうとはしなかったであろう。
この人達は動機について、「学生時代に受けたいじめを思い出し、いら立ちを晴らそうとした」「自分だけが不幸だと感じ、幸せそうな人を狙った」と言うが、ここには自己愛がねじれた形で表れている。
学生時代に受けたいじめで、愛する自分の名誉と尊厳が毀損されたので、それを誰かを殺すことで晴らすという動機には、極端な愛がある。
自分よ幸せそうな人を殺害することで、自分の幸せが回復されると考えるのも、嫉妬と自己愛が入り混じっている。
自分よ幸せそうな人を殺害することで、自分の幸せが回復されると考えるのも、嫉妬と自己愛が入り混じっている。
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