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2017年10月18日水曜日

山田昌之氏は著書『嫉妬の世界史』で、嫉妬を「他人が順調であり幸福であることを憎む感情」と簡潔にして的確に定義している。
そして、男性の嫉妬についても注目している。
男性の嫉妬はどうにも陰湿で粘着質ではないだろうか。
自分が他人より劣る、不幸だという競争的な意識があって心にうらみなげくことを「嫉む(ねたむ)」という感情と考えるなら、古くから仕事の上で競争にさらされてきた男の場合こそ、嫉妬心を無視するわけにはいかないのだ。

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