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2017年10月7日土曜日

日本は2009年にソマリア沖の海賊対処で派遣する海上自衛隊の拠点となるジブチとの間で「ジブチ共和国における日本国の自衛隊等の地位に関する日本国政府とジブチ共和国政府との間の書簡」を交わしている。
これは日米地位協定でアメリカが有利な以上に、日本が有利な地位協定であり、裁判権どころか警察権まで完全に日本側にあった。
日米地位協定の問題は、基地が極端に集中している沖縄の問題である。
なぜそうなったかといえば、そもそも1951年のサンフランシスコ講和条約で、南西諸島(北緯29度以南の琉球諸島・大東諸島など)・南方諸島(小笠原諸島・西之島など)・沖ノ鳥島・南鳥島をアメリカ信託統治領とすると期目、沖縄を日本の外に出すことになったからである。
しかし、実際には信託統治はされず、事実として米軍によって支配されていた。

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