分数の計算ができいな大学生が増えているという。
この数学離れの動きに拍車をかけているのが、「推薦・AO入試」の増加である。
この数学離れの動きに拍車をかけているのが、「推薦・AO入試」の増加である。
2015年の文部科学省の「国公私立大学入学者選抜実施状況調査」によると、AO、推薦いずれかで入学している学生は、全体で42.9%にも上る。
さらに深刻なのは、近年の中興一貫教育の弊害である。
文部科学省の「高等学校教育の改革に関する推薦状況調査」によると、2016年度に全国の中高一貫校は595校あり、2017年度以降にさらに26校増える予定となっている。
文部科学省の「高等学校教育の改革に関する推薦状況調査」によると、2016年度に全国の中高一貫校は595校あり、2017年度以降にさらに26校増える予定となっている。
それらの中高一貫校の中には、目先の大学合格者数を上げるために極端な指導を行っている。
中学生の初期の段階で理数系が苦手な学生は、その時点で文系科目の勉強に特化させ、難関私立・文系学部の受験勉強に絞らせ、早い段階で数学の勉強を捨てさせる。
中学生の初期の段階で理数系が苦手な学生は、その時点で文系科目の勉強に特化させ、難関私立・文系学部の受験勉強に絞らせ、早い段階で数学の勉強を捨てさせる。
その結果、中学レベルの数学が習得できていない大学生が誕生してしまい、難関私立文系の学生より、理数系の専門学校で学んだ学生の方が、遥かに数学ができるという現象が起きている。
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