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2018年1月5日金曜日

いま多くの大企業は、30代で既に幹部候補を絞り込んでいるという。
幹部候補から漏れた社員のモチベーションを下げさせない狙いがあるためか、基本的に会社はそのことを公にせず、表向きは40代半ばまで管理職ポストの競争が続いているように見せかける。
もはやレースは30代で終わっているのに、昇進、出世の叶わぬ夢を描きながら、40歳を過ぎても競争に勝ち残ろうと時間と労力を仕事に費やすリスクを取り続ける、という現実がある。
大企業では、50歳を過ぎたあたりでキャリアデザイン研修があり、そこでは「40歳以降のキャリアには会社に残る以外の選択肢もある」と意識させることにあるという。
会社では組織のフラット化が進み、これまでのように多くのポストを用意できないという事情がある。
ポストや昇進を社員のモチベーションにすることが困難になってきている。
だからこそ、キャリアパスを自ら選択し、デザインする意識とを社員に持ってもらい、様々な選択肢を意識してほしい、という会社側の思惑が見え隠れしている。

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