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2018年1月5日金曜日

現代の社会は男女平等が建前ではあっても、やはり基本的に男性の論理が前面に出てくるが、意外にも男性側はそのことに鈍感である。
安倍政権が進めている「働き方改革」などはその典型であり、一見すると確かに女性の社会進出を推奨しているが、その本音は少子高齢化を補うべく、女性の労働力を家庭から引き出して活用したいという事に過ぎない。
経済成長と拡大を最大の目標として、それを実現するための労働力を確保する、という発想自体が成長至上主義的、男性的な価値観に基づいている。
そのような男性的原理が色濃い社会において、そこで頑張ろうとする女性はイヤでも男性化しなければ生きていけない。

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