一昔前に言われた「技術のソニー」というのは、最後の駆け込み寺という意味である。
映画監督のジョージ・ルーカスが『スターウォーズ』をフィルム撮影からビデオへ、つまりフルデジタルで撮りたいと思った時に、ソニーに相談した。
3D作品『アバター』のジェームス・キャメロン監督は、当初、深海のドキュメンタリー映画の制作に乗り出した時に、人間の目で見るとの同じように「立体映像」で撮りたいから専用のビデオカメラを開発して欲しいと泣きついたのもソニーだった。
その時に開発した専用のビデオカメラが、後に『アバター』を撮影する3Dカメラに発展するのである。
その時に開発した専用のビデオカメラが、後に『アバター』を撮影する3Dカメラに発展するのである。
宇宙飛行士の向井千秋さんがスペースシャトルに搭乗した際に、NHKがHD対応のビデオカメラを持たせて船内から宇宙ま様子を撮影したいと考えた。
しかし宇宙空間には、宇宙線が飛び交っていてビデオカメラの映像素子のCCDは宇宙線に弱く、当たると傷が付き華麗な映像が取れない。
世界中を探しても、どのメーカーも手を挙げないので、困り果てたNHKが最後に頼ったのがソニーだった。
しかし宇宙空間には、宇宙線が飛び交っていてビデオカメラの映像素子のCCDは宇宙線に弱く、当たると傷が付き華麗な映像が取れない。
世界中を探しても、どのメーカーも手を挙げないので、困り果てたNHKが最後に頼ったのがソニーだった。
ソニーに頼んでダメだったら仕方ないと諦めもつくし、言い訳ができる面もあったという。
しかし、今のソニーは、残念ながら優秀なエンジニアをリストラで全て切ってしまい、市場を牽引するような新しい製品開発はできなくなってしまった。
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