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2014年3月21日金曜日

田中角栄はファミリー企業を沢山持っていたが、その1つに遊園地の経営をしている「新潟遊園」という会社があった。

1979年の春に、この「新潟遊園」が所有地の一部を宅地化する計画を立てたのを知った新潟市役所が、その土地を購入して市立公園にする事に決めた。

1981年に新潟市役所から「新潟遊園」に代金9億円が支払われたが、この時の新潟遊園は、元々の新潟遊園ではなく、東京ニューハウスという会社に合併されていた。

東京ニューハウスは、新潟霊園を合併した後に、新潟遊園に社名変更しており、同じ社名だが違う会社だった。

東京ニューハウスには4億円の赤字が残っており、新・新潟遊園にもその赤字が引き継がれ、利益は丸々消えてしまった。
古い新潟遊園は黒字会社だったので、本来であれば数億円の税金が発生していたはずであるが、登記の操作だけで税金をゼロにしてしまった。

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