スンニ派の大国であるサウジアラビアと、シーア派の大国であるイランの国交断絶により、第5次中東戦争に発展する可能性が出てきている。
ちなみに、サウジアラビアはアラブ人、イランはペルシャ人の国である。
イラン人にすると「自分達はアラブよりずっと古い歴史を持っている。古代ペルシャ帝国はローマ帝国よりも先に世界を支配した。サウジアラビアなどは、砂漠の遊牧民でしかない」と考えている。
一方、サウジアラビアで、ムハンマドがイスラム教を始め、ムハンマドの生誕の地でありカーバ神殿がある「メッカ」と、ムハンマドの墓がある「メディナ」というイスラム教の二大聖地が存在する。
だからサウジアラビア人は「自分達こそがイスラム教の聖地を持つアラブの盟主だ」と考えている。
だからサウジアラビア人は「自分達こそがイスラム教の聖地を持つアラブの盟主だ」と考えている。
結局、ペルシャ人はイスラム人に負け、自分達の宗教を捨てて、イスラム教の国になったが、その時にイランはイスラム教の多数派「スンニ派」ではなく、少数派の「シーア派」に付き、これが対立の火種となる。
アラブ人は、歴史的にペルシャ人が広大な範囲を支配していた事を知っているので、ペルシャ人への恐怖心がある。
ちなみに、「市場」のことを何と呼ぶかで、昔ペルシャ帝国の文化圏だったかどうかが分かる。
アラブの国では、市場のことを「スーク」と呼ぶ。
ペルシャ語で市場は「バザール」であり、バザールと呼ぶ国は、かつてペルシャの支配下にあった事が分かる。
アラブの国では、市場のことを「スーク」と呼ぶ。
ペルシャ語で市場は「バザール」であり、バザールと呼ぶ国は、かつてペルシャの支配下にあった事が分かる。
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