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2016年7月16日土曜日

アラビア海、インド洋から紅海への入り口であるバーブ・アル・マンデブ海峡およびホルムズ海峡一帯の安全保障は、バハレーンに司令部を置く米海軍第五艦隊が担っている。
この第五艦隊が守っているのは、湾岸戦争当時は日本の石油だったが、現在は中国の石油である。
2011年の石油輸入額はアメリカが4620億ドル、中国が2350億ドル、日本は1820億ドルで、既にちゅうごくは日本を抜いている。
今後、中国は2030年には石油需要の75%を輸入せざるを得なくなるという試算もある。
石油は単なるエネルギーではなく、石炭や原子力ではミサイルを飛ばす事は出来ないので、軍需を含めた戦略物資なのである。

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