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2016年8月29日月曜日

ロシア人の全体性の重視みたいなものを感じる例として、真冬に赤ん坊を乳母車で親が連れて歩く時には、赤ん坊は全然動かないというのがある。
日本の赤ん坊は、基本的にじっとしていない。
ロシアの赤ん坊は、寒さから身を守る為に「さらし」で全身をグルグル巻きにされており、ロシア人は赤ん坊の時期から自由に動くことをさせないのである。
こういうことは、将来にものすごく心理に影響することになる。
また、ロシアの幼稚園や小学校に絵を見に行くと、自由絵画がなく、全て同じ絵を描かせ、同じように模写した絵が並んでいる。
このように、統一した行動をとれ、全体的な行動をとれ、というのはロシア人にとって幼い頃からの刷り込みなのである。

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