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2016年8月29日月曜日

2001年に北朝鮮の工作船を海上保安庁の船が銃撃戦の末に沈めた事件があったが、これは戦後最初の実戦だったという認識は希薄である。
海上保安庁は日本の帝国海軍が解体されて姿を消したあと、事実上、海軍の湾岸警備隊としての機能を継承した。
だから後に、警察予備隊、保安隊、海上自衛隊が形成されるまで、日本近海の警備を担って帝国海軍を継承したのは自分達である、帝国海軍の直系に繋がる誇りと自負を海上保安官は持っている。
海上保安庁は飛行機も所有し、ある意味では手つかずのミニ軍隊なのである。
また、海保は一家一門的なところがあり、国交省の中の一部局で人事もその中だけで回しておりね人事がよどむ組織体質を持っている。
尖閣海域での衝突で、その映像を「YouTube」に流した保安官は、自分の考える正義感と役所が下した意思決定が違うからといって、マスコミに接触して、YouTubeに秘密資料を流してしまった。
こういう体質がある役所なのである。

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