ヨーロッパの問題は、実はギリシアが鍵を握っている。
あの不正直な国が、なぜ外国に依存しながらでも存立していくことができるのか、これは建国の時点からそうなのである。
あの不正直な国が、なぜ外国に依存しながらでも存立していくことができるのか、これは建国の時点からそうなのである。
1821年から1829年にかけて、オスマン帝国の支配から解放するためのギリシア独立戦争で、ロシアとイギリスとフランスが一緒になって、間違った歴史を作ってしまった。
ある意味、西側の利益のために造った人工国家なのであり、ギリシアはオスマン帝国から独立した時から破綻国家だった。
19世紀から常に英仏にすがって救済を受けて来た国である。
ある意味、西側の利益のために造った人工国家なのであり、ギリシアはオスマン帝国から独立した時から破綻国家だった。
19世紀から常に英仏にすがって救済を受けて来た国である。
ギリシアの初代国王オットー・フォン・ヴィッテルスバッハも、もともとバイエルンから送り込まれた人物だった。
オットーの後継となったゲオギオス1世はデンマークの王室から入った王子である。
オットーの後継となったゲオギオス1世はデンマークの王室から入った王子である。
ギリシア独立戦争後の歴史は、外から来た王への反感、軍隊に代わる武装集団の横暴が伝説化しているアナーキーの歴史で、政治は常に土着のギリシアの人間と外から来た王室との対立となり、国としての一体感ができずに政情が不安定になってしまった。
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