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2016年10月6日木曜日

米国防総省が公表している南シナ海の諸島で、中国の人工島の造成面積は、2016年前半時点で約13平方キロに達している。
〇南沙(スプラトリー)諸島(中国は7つの岩礁で人工島を建設)
・永暑(ファイアリークロス)礁=3000メートル級滑走路、灯台
・渚碧(スビ)礁=3000メートル級滑走路、灯台、農園
・美済(ミスチーフ)礁=3000メートル級滑走路、灯台
・華陽(クアテロン)礁=レーダー施設、灯台、ビル、港湾
・赤瓜(ジョンソン南)礁=レーダー施設、灯台、自走砲を揚陸
・南馨(ガベン)礁=レーダー施設
・西門(ケナン)礁/東門(コューズ)礁=レーダー施設
〇西沙(パラセル)諸島(中国が全域を実効支配)
・永興(ウッディー)島=2600メートル滑走路に戦闘機、戦闘爆撃機、地対空ミサイル、大型無人機を配備
〇中沙諸島(マックレスフィールド岩礁群)
・黄岩島(スカボロー礁)=中国がフィリピンを排除して実効支配、人工島建設の懸念あり
南沙諸島での人工施設は、1988年に中国が一部の岩礁を支配して以来、小規模な施設が次第に建設されていった。
1988年には西沙諸島のウッディー島に初めて2600メートルの滑走路が建設された。

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