米エネルギー情報局(EIA)によると、現在、南シナ海全体の石油埋蔵量は約110億バレル、天然ガスは190兆立方フィートとみられ、1968年に国連アジア経済委員会の調査により、この海域に豊富な石油資源が埋蔵されている可能性を報告して以来、半世紀を経て石油価格が低迷する中でも、洋上での資源開発が活発に行われている。
特に米国の影響下にあった戦時下の南ベトナムは、1970年に鉱区設定と試掘に必要な法整備を終え、国際入札によるベトナム沖大陸棚の石油開発に着手した。
その後、統一後のベトナムは1980年代後半から「ドイモイ政策」の下で石油の開発・探索を進め、2012年1月時点で、アジア太平洋地域3医となる44億バレルの石油埋蔵量が確認されている。
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