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2016年12月31日土曜日

東京ではITベンチャーのオフィスは、主に渋谷と六本木に集中している。
IT企業で働く人達は、会社と近い場所に住み、仕事とプライベートが地続きの生活を送っている。
東京に拠点を置くITベンチャーは、近くに住む社員に何らかの家賃補助制度を導入している事が多い。
最初に、オフィス近くに住む社員への住宅補助を制度として広めたのは、サイバーエイジェントであり、この成功を見て多くのITベンチャーが制度として導入している。
サイバーエイジェントは、オフィスから2駅以内に住む社員に3万円の補助を出す制度を、2005年頃に福利厚生として導入し、この制度は「2駅ルール」と呼ばれている。
「2駅ルール」を導入して生まれたメリットに、社内コミュニケーションの活発化が挙げられる。
職住近接の生活の中で、社員同士が仕事終わりに飲みに行く機会が増え、「恵比寿会」や「三茶会」といった社内グループが生まれ、部署の垣根を越えた情報交換の場が生まれたという。

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