海洋法では島と岩と暗礁は区別されている。
島というのは、人が住めるところであり「自然に形成された陸地であって、見ずに囲まれ、高潮時においても水面上にあるものをいう」と定義されている。
そして島には、領海、接続水域、排他的経済水域が適用される。
そして島には、領海、接続水域、排他的経済水域が適用される。
岩は国連海洋法条約で「人間の居住又は独自の経済的生活を維持することのできない岩は、排他的水域又は大陸棚を有しない」と定められている。
この規定に従えば、島と岩は「高潮時においても水面上にある」点で共通しているが、人が住めるかどうかで分かれているということになる。
この規定に従えば、島と岩は「高潮時においても水面上にある」点で共通しているが、人が住めるかどうかで分かれているということになる。
そして岩の場合、12海里の領海は認められるが、排他的経済水域を持つことはできいなということになる。
さらに1日のうち30分でも1時間でも水の中に沈んでしまうものは岩ではなく暗礁になる。
暗礁は完全に公海であり、領海も排他的経済水域を持つことはできない。
暗礁は完全に公海であり、領海も排他的経済水域を持つことはできない。
これが現在の国際法のルールとなっている。
中国は1996年に国連海洋法条約を批准している。
ところが、そのルールに背いて南沙諸島で岩礁を埋め立てても人工島をつくっている。
中国が埋め立てたものを、満潮時に水面下に沈んでしまうので、暗礁になる。
そもそも領海としては認められないものである。
ところが、そのルールに背いて南沙諸島で岩礁を埋め立てても人工島をつくっている。
中国が埋め立てたものを、満潮時に水面下に沈んでしまうので、暗礁になる。
そもそも領海としては認められないものである。
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