イギリスの正式国名が「グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国」であることから明らかなように、イギリスの国名には民族を示唆する言葉は一つもない。
近代になって、他の諸国が「一民族=一国家」の原則で国民国家化する時期にも、イギリスは前近代的な帝国を維持してきた。
しかし、今回のEU離脱をめぐり、スコットランドだけでなく、アイルランド、ウェールズの民族意識が活性化する可能性があり、連合王国の解体につながりかねないリスクを抱えている。
イギリスはEU離脱を選択することで、国内政治にこれまでにない分断をもたらしてしまった。
これはトランプ現象とも共通する。
イギリスもアメリカも秩序を安定させるために孤立主義を選んだが、結果的に国内の分断を深め、秩序をさらに不安定化させるリスクを生んでいる。
これはトランプ現象とも共通する。
イギリスもアメリカも秩序を安定させるために孤立主義を選んだが、結果的に国内の分断を深め、秩序をさらに不安定化させるリスクを生んでいる。
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