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2017年3月28日火曜日

アメリカの経済はGDPベースで見るならば決して悪いわけではないが、階級は固定化し、「格差」という言葉ではもはやカバーできない「絶対的貧困」と言うべき状況が確立している。
上位1%の所得シェアは、1980年では10%だったのが、2008年には21%に増加している。
これは大恐慌前の1920年代のアメリカと同じレベルである。
さらにエリート層の世襲化も進行している。
格差が固定化すると、新自由主義のもとでは、カネがなければ、よい教育を受けることも、貧困から這い上がることもできない。

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