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2015年5月30日土曜日

資本主義を解析すると、資本の動きというのは、最終的に3つしかない。
①「商人資本形式」お金を持っている人が、どこか違う土地から何か珍しい物を買ってきて、買った値段よりも高くして売るという形式。
②「金貸資本形式」この資本はそれ自体は自立した仕組みではなく、間に商人資本が入り、貸主が商人にお金を貸付け、商人は商売をしてお金を増やして、その一部を利子として返すという形式。
③「産業資本形式」労働力と生産手段を合わせて、商品をなるべく安く生産し、なるべく高く売るという形式。
マルクスの『資本論』で重要なのは、結局価値を作りでしているのは労働力だけなんだという「労働価値説」である。
マルクス経済学の考え方は、「労働力商品化」という形で説明した方が、整合的に世の中を説明できるというもの。

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