Amazon

2015年5月30日土曜日

『資本論』を読むと、この社会の構造の限界が分かる。
『資本論』は、世の中にいつくかある役に立つ思想の一つである。
『資本論』を読んだことがあるか、あるいはある時『資本論』と真剣に対峙しようと思ったことがある人間は、左翼か右翼かは関係なく、物事を突き放して見ることができる。
マルクスは資本家見習いになる人を想定して、資本主義というのはこういうからくりになっているよ、ということで『資本論』を書いている。
一応、近代以降の理性を前提として理屈を組み立てていけば、資本主義というシステムが分かるのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿