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2015年6月19日金曜日

各省庁の予算を査定するのが財務省の主計局であり、主計局が典型的なエリートコースとなっている。
主計局で予算案の作成に直接携わるのは主査(課長補佐クラス)以下が多く、主計局長と3人の次長(部長クラス)、11人の主計官(課長クラス)は予算案の根回しに時間を割かれている。
主計官のもとには、主査が2~3人ついていて、主計官を補佐している。
この「主計官」「主査」という役職は、主計局独特の名称で、地部署では課長、課長補佐と呼ばれている。
そもそも「主計」という名称は、大昔の律令時代から使われており、国家財政の予算・決算・監査を担当した部署である「主計寮」に由来する。
かつての大蔵省という名称も、大宝律令(701年)以来、1300年もの長い期間使われてきたものだった。

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