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2015年8月6日木曜日

「フラット35」の最大の魅力は、最長35年まで固定金利で借りられることである。
金利は金融機関によって多少異なるが、2015年8月現在で最も低い所で1.710%となっている。
今後、インフレになれば長期固定ということで、実質的な返済負担は次第に下がっていくことになる。
低利の資金を長期で借り、実物資産を購入することは、インフレ経済における投資の鉄則である。
さらに「フラッと35」は、最近使い勝手が良くなっている。
そもそも自宅を購入する人のためのローンという事で、借り入れ後、自宅を人に貸すことになった場合は、必ず金融機関に連絡して事情を説明する必要があった。
しかし、現在はとりあえず一度住んだという実績があれば、以後は賃貸に回したとしても、金融機関には住所変更届さえ提出すれば、いちいち事情を説明する必要がなくなった。
金融機関から見れば、賃貸収入でローンを返済することができれば、問題にならないからであろう。
ちなみに自宅を貸しての賃料利回りは4%以上が目安となる。
30年ローンを組んでいる場合、金利が年1%なら全額借りても年間返済額は、購入価格に対して3.9%であり、2割頭金を入れれば3.1%となるので、差引プラスとなる。

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