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2017年1月4日水曜日

米国の民主主義はその始まりから、人種的だった。
最初は米国人とは英国人のことだった。
英国人は、平等についてフランス人ほど強いこだわりを持っていない。
しかし、19世紀の米国で平等の概念が発展し、大きな影響を持つに至った。
米国で平等の概念が花開いたのは、その外部に不平等扱いする対象を固定していたからで、それは先住民や黒人である。
この外部の人達がいることで、白人同士は平等になったのである。
米国では白人の間での白人のための民主主義が発展するのである。
米国では、1960年代半ばの人種差別撤廃の後も、人種問題から抜け出せず、依然として白人の民主主義国なのである。

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