北方領土問題をめぐる日露間の過去の合意は次のようになっている。
まず、1956年10月の日ソ共同宣言で、ソ連は平和条約締結後に歯舞群島と色丹党の日本への引き渡しを約束している。
日ソ共同宣言は両国議会が批准した法的拘束力を持つ国際約束である。
日ソ共同宣言は両国議会が批准した法的拘束力を持つ国際約束である。
次に、1993年10月の東京宣言で、日露両国は択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の帰属の問題を解決して平和条約を締結することに合意している。
さらに2001年3月のイルクーツク声明で、プーチン大統領が日ソ共同宣言と東京線古言を明示的に再確認している。
東京宣言とイルクーツク声明は、法的拘束力を持っていないが重要な政治的合意である。
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