ニコラス・ルーマンという社会学者が『信頼』という著書の中で、世にも複雑なシステムを縮減するには様々な方法があるが、最も使いやすいのは信頼だと言っている。
要するに、信頼の機能分析をしている。
それによと、アメリカの政治家や診療たちが、「折れは聞いていない」と言って興って暴れる理由は、自分が信頼を寄せる人間が自分に報告をしてこないことが許せないからで、自分が信じたはずの人間が、なぜ自分を軽視するのか、と考えるからだという。
ここでのポイントは、信頼がどのように生まれるかで、「この人は信頼できる」と決めるのはあなたであって、その人自身が信頼に足る人物であるかどうかは関係ないのである。
ルーマンは、一旦信頼してしまうと、騙されてもなかなか認めることができなくなるという。
なぜならば、そういうヤツを信じた自分が惨めになるからである。
なぜならば、そういうヤツを信じた自分が惨めになるからである。
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