ソ連では1988年6月の第19回全党協議会の後から、不安心理 によって買占めが広がり、急速に物資が欠乏し始めた。
1989年になるとルーブルの価値は殆どなくなり、マルクスが『 資本論』でいうところの一般的等価物がタバコの「マルボロ」にな ってしまった。
マルボロでもメンソールやライトはダメで、赤いマルボロが貨幣の 代わり、マルボロ本位制になった。
1989年から1990年の間は、マルボロで経済が動く時代だっ た。
ルーマニアでも同じ現象が起こり、ルーマニアでは「ケント」が一 般的等価物となっていた。
1989年になるとルーブルの価値は殆どなくなり、マルクスが『
マルボロでもメンソールやライトはダメで、赤いマルボロが貨幣の
1989年から1990年の間は、マルボロで経済が動く時代だっ
ルーマニアでも同じ現象が起こり、ルーマニアでは「ケント」が一
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