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2014年6月21日土曜日

ソ連では1988年6月の第19回全党協議会の後から、不安心理によって買占めが広がり、急速に物資が欠乏し始めた。

1989年になるとルーブルの価値は殆どなくなり、マルクスが『資本論』でいうところの一般的等価物がタバコの「マルボロ」になってしまった。

マルボロでもメンソールやライトはダメで、赤いマルボロが貨幣の代わり、マルボロ本位制になった。
1989年から1990年の間は、マルボロで経済が動く時代だった。

ルーマニアでも同じ現象が起こり、ルーマニアでは「ケント」が一般的等価物となっていた。

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