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2014年6月21日土曜日

日本の公的年金は、保険料を積み立てる事によって、将来自分が受け取れる年金の原資を蓄える「積立方式」ではなく、現役世代が支払った保険料を年金十九社に分け与える「賦課方式」を採用している。

賦課方式では積立金はそれ程必要なく、現役世代から徴収する保険料を増やしたり、支払年金の額を減額したりすれば、帳尻が合うので、年金制度が破たんする事はない。

ちなみに、世界の殆どの国の公的年金制度は、賦課方式を採用している。

賦課方式は、日本のように人口減少が進んでいる国では、保険料負担の世代間不公平が大きくなってしまうというデメリットがある。

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