Amazon

2014年6月21日土曜日

世界銀行のレポートによると、世界では1970年から2007年の間に、124の不良債権問題による銀行危機が発生している。

日本のバブル崩壊によってもたらされた銀行危機の財政コストはGDPの14%、生産損失は18%とされているが、世界カ国の銀行危機の平均的な財政コストはGDPの13%、生産損失は20%である。

つまり、日本のバブル崩壊によって受けた損失は、世界がこれまでに経験したバブル崩壊の損失と比べれば、平均点レベルに過ぎない

注目すべきは、1970年以降、120以上の銀行危機が発生しているにもかかわらず、20年以上も後遺症に苦しんでいるのは日本だけという事実である。

0 件のコメント:

コメントを投稿