雑誌でよく「持ち家と借家ではどちらが金銭的に得か?」というような特集が組まれ、特集記事の殆どが「持ち家と借家では、様々な諸経費を考慮すればそれほど変わらない」という結論になっている。
しかし、持ち家と借家では大きな差があり、圧倒的に持ち家の方が得になる。
「持ち家と借家では生涯かかる住居費は変わらない論」の殆どが、「持ち家の場合は、購入費自体は家賃総額より安いが、固定資産税やメンテナンス費用を入れると、両者は変わらない額になる」という主張がされる。
しかし、これには大きな欠陥があり、両者を平均寿命で算出した単純な「住居費」でしか比較していない点である。
平均寿命で死ぬ人は全体の半分しかいないし、平均寿命より長く生きる人は全体の半分いるので、自分が平均寿命より長生きする確率は5割ある。
平均寿命で死ぬ人は全体の半分しかいないし、平均寿命より長く生きる人は全体の半分いるので、自分が平均寿命より長生きする確率は5割ある。
借家の場合、長生きすればするほど家賃を払い続けねばならなく、住居費の総額は増えていき不利になる。
持ち家は、住宅ローン完済後は固定資産税とメンテナンス費用だけの負担だけで良くなり、長生きすればするほど有利になる。
長生きリスクを考えると、持ち家の方が圧倒的に有利になるのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿