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2015年8月7日金曜日

この10年間、日本企業全体の役員ボーナスは急上昇している。
<役員賞与の推移>(財務省:法人企業統計調査)
1998年 7693億円
1999年 6274億円
2000年 8064億円
2001年 5650億円
2002年 8967億円
2003年 9677億円
2004年 1兆2313億円
2005年 1兆5225億円
1998年に比べると2005年時点でほぼ倍増している。
税制改正により役員賞与が法人税の対象から外されたので、2005年までしかデータがないが、おそらく1998年時点の3倍程度にはなっていると思われる。
また、この10年間で企業の株主配当も激増している。
国税庁の源泉所得税申告実績によると、1999年には5兆円だった企業の株主配当は、2007年には20兆円を超えている。
2009年のリーマンシヨックで多少下がり、現在は16兆円になっているが、どちらにしても10年前と比べると3倍以上に激増している。
ちなに、この20兆円というのは、国税収入の1年分に匹敵する額である。

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