アメリカ大統領選挙で、民主党本命のヒラリー・クリントンの対抗馬として、社会民主主義者を標榜するバーニー・サンダース上院議員が、特に若者の支持を集めた。
サンダース候補について、メディアでは「社会主義者」とか「社会民主主義者」と報じていた。
しかし、彼がかつて所属していた「社会主義青年同盟(YPSL)」というのは、第四インターナショナルに変わったトロツキスト(共産党とは別の立場にある共産主義者)系のアメリカ共産主義運動の中でも最左翼、日本でいうと革マル派とか中核派のような過激派集団だった。
しかし、彼がかつて所属していた「社会主義青年同盟(YPSL)」というのは、第四インターナショナルに変わったトロツキスト(共産党とは別の立場にある共産主義者)系のアメリカ共産主義運動の中でも最左翼、日本でいうと革マル派とか中核派のような過激派集団だった。
トロツキストの世界観を共有していた民主党員という経歴が、許容される範囲なのか疑問である。
確かにバーモント州の上院議員になる過程で、おそらく転向し、禊は済んだと思われるが、「生粋の社会主義者」を自称するくらいだから、民主党では最左派の立ち位置には違いない。
そのサンダースを支持した民主党員は、彼が社会主義者だからではなく、華麗なる経歴のエスダブリッシュへの拒絶反応であり、特に若年層に反ヒラリーが多い。
2008年の大統領選挙では、反ヒラリー票がオバマに流れたという。
2008年の大統領選挙では、反ヒラリー票がオバマに流れたという。
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