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2017年11月23日木曜日

2016年4月14日に熊本地方を襲った地震は、甚大な被害をもたらした。
熊本には100年以上大きな地震が無かったし、政府の地震調査委員会もこの地域の30年以内の大地震発生率を「不明」と評価していた。
不幸中の幸いは、この地域に原子力発電所が立地していなかったことである。
ところが、2016年4月18日に、臨時会合を開いた原子力規制委員会は、鹿児島県の川内厳罰を運転停止する考えのない事を発表する。
しかし、今回の熊本地震は中央構造線として日本最大の活断層の一部で起きている。
断層のズレは3メートルに及び、その延長上に川内原発と伊方原発が立地している。
政府は2015年に2030年度の望ましい電源構成(ベストミックス)の中で、原発比率を20~22%にすることを決定している。
この水準は、いま生き残っている全ての原発を再稼働させるという事である。

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