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2017年11月23日木曜日

2016年7月の参院選で当選した議員121人の「資産等報告書」が公開され、1人あたりの平均資産額は2990万円と、3年前の選挙より780万円少なくなっている。
国会議員の資産額が少ないのには、カラクリがある。
今回の資産公開は、国会議員資産公開法に基づいて行われているが、法律上、資産公開に含めなくてもよい資産がいくつもある。
一つは「株式」である。
資産家の多くが、創業した会社がIPOしたり、親族から相続した株式が値上がりする事で資産を増やして行く。
国債などの債券は、資産公開の対象になっているのに、株式だけを公開しない理屈は通らない。
もう一つは「普通預金」である。
定期預金は公開対象だが、普通預金は公開しなくてもよい。
定期預金でも利息は殆ど付かないのだから、定期預金を解約すれば、資産を隠すことができる。

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