2010年から2012年にかけて内閣府に「幸福度に関する研究会」が設立され、「幸福度指標」が作成されている。
2年かけて幸福度に関する報告書がまとめられた結果、日本人には次のような傾向があることが分かった。
1.自らの幸福度を測る上で「家計」を重要事項として挙げた人は、そうでない人と比べて幸福度が低い。
2.家族、地域、職場、学校といった私達が参加する社会集団のそれぞれで10%前後の人が孤独感を感じており、孤独感の高い人は幸福度が低い。
3.社会課題の解決にかかわっていたり、関心を持っている人は、そうでない人よりも幸福度が高い。
報告書では、社会の中で何らかの「居場所と出番」が与えられて、社会に参加でき、社会の中で必要とれるていると自ら価値を感じることができ、孤独に陥ることがなく、社会と自分が何らか形でつながっていると感じられる状況が、幸せを感じる状況と結論づけられた。
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