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2016年8月16日火曜日

海外では日本では考えられないような規模の巨大なM&Aが盛んにお行われており、2015年の世界の企業によるM&Aは過去最高のペースで加速している。
2015年のM&Aで最も規模が大きかったのは、米ファイザーによるアイルランドのアラガンの買収で、金額は1600億ドルだった。
アラガンは元々はアメリカの会社で、アイルランドの会社を買収することで、アイルランドに本社を移していた。
そして、ファイザーもこのアラガンを買収することで、アイルランドの会社となった。
理由はアイルランドの税率が非常に低いからであり、アメリカからの逃税目的のM&Aだった。
2位は、ベルギーのアンハイザー・ブッシュ・インベブの英SABミラーの買収で、金額は1207億ドル。
アンハイザー・ブッシュ・インベブは2008年にバドワイザーで知られるアンハイザー・ブッシュを買収し、世界のビル販売量トップシェアとなっていたが、今回、ビール販売量世界シェア2位のSABミラーの買収で、世界のビール生産で3分の1のシェアを占める巨大企業となった。

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