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2016年8月16日火曜日

米国や日本などの先進国では、GDPに占める個人消費の割合は6割前後の水準で推移しているのが一般的である。
これに対して急成長を遂げて来た中国では、最近の10年をみる限り、DPに占める個人消費の割合は4割を切った水準のままである。
中国のGDPを占める「家計消費(個人消費)」の金額は、2001年の4.9
兆元から、2014年の24.2兆元へと5倍近く増えている。
しかし、構成比でみると2001年の45%をピークに、36%前後とほぼ横這いが続いている。
絶対額ベースで見れば、個人消費は増えているが、日本の公共投資に相当する「政府消費」と設備投資に相当する「資本形成」の伸びが個人消費を上回っている。

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