厚生労働省の「出生動向基本調査」によると2010年の夫婦の完結出生児数は1.96と、結婚したカップルは2人の子供を産んでいる。
少子化の大部分の原因は、生涯未婚化なのである。
結婚できない最大の理由は、所得格差の拡大である。
2012年度の「国土交通白書」によると、20代から30代の男性の場合、年収が600万円までの区分では、年収が上がれば上がるほど、結婚している率が高くなっている。
非正規社員に該当する年収100万円~200万円の階層では、94.2%が未婚である。
同時に、その層全体の73.1%が恋人もいないとしている。
同時に、その層全体の73.1%が恋人もいないとしている。
ちなみに年収800万円~1000万円の階層では、未婚率は56%、恋人がいないのは28%に過ぎない。
今の日本は、勝ち組以外は結婚どころか、恋人も持てない社会になっている。
現在、保育園では0歳児保育に、一人当たり年間400万円以上の税金が注ぎ込まれているが、結婚して子供を産めるのは、大部分が勝ち組なのである。
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