流通業界が、高齢層を優遇し始めている。
イオンは65歳以上を対象に、ゆうゆうワオンという電子マネーを発行しており、毎月15日にイオン直営売り場で買い物をすると5%引きになり、3000円以上の買い物で100ワオンのポイントがつく。
イオンは公式には認めていないが、公的年金が偶数月の15日に支給されるからである。
スーパーのライフは、60歳以上の高齢者を対象に毎月1日と15日に5%割引をしている。
ツルハドラッグは、60歳以上を対象に、毎月15日から17日は5%割引をしている。
トイザらスは、60歳条のポイントカード会員に、毎月15日は5000円以上の買い物で1割引をしている。
その他にも、マルエツ、東武百貨店池袋店、ユニディなどで高齢者向けサービスが行われている。
こうした現象は、公的年金の支給が、流通業にとって、大きな存在感となっていることが背景にあり、60歳以上の世帯消費は、既に全消費の半分近くまで高まっているからである。
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