労働問題で難しいのは、労働政策審議会という仕組みがあり、これがネックになっているからである。
労政審の基礎には「フィラデルフィア宣言」の原則があり、そこでは「労働者および使用者の代表者が、政府の代表者と同等の地位において」決めなければならないとされている。
労働側が参加しなければならないと国際的な条約として決めれており、これを盾にとって労政審では労働者の代表として連合の幹部が出席するので、何も決まらない。
フィラデルフィア宣言は解釈の問題で、労働者の代表に決定権があるというのではなく、政策論議に参加してもらえば良いのてある。
しかし、厚労省は「労政審で決める」と言い、一種の責任放棄に使っている。
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