Amazon

2018年5月17日木曜日

「反競争的教育」は日本で少し昔から現在も時々行われている。
例えば、運動会の徒競走で順位をつけないとか、手をつないでゴールするといった事を学校でやっている。
そういう教育を受けた人たちは、実は助け合い精神が希薄になる。
皮肉な話だが、人を蹴落とすような気持ちを抑えて、みんな一緒にという事を教えようとした結果、全く逆のタイプの人間が育ってしまう。
みんな同じなのだから、助ける必要を感じないということになる。
当時の日教組は、生まれ持った素質や能力はみな同じであり、成績が悪い子がいたとしてら、それは教育環境が悪かっただけだという思想で、順位をつけないということにしたようだが、予想外に「だから助け会わなくていい」というロジックに子供は捉えてまった。
色々な能力を持った人がいて、助け合った方がいい、という感覚を身に付けることが大事である。
ただ、互恵性を身に付けた人たちは、所得についてそれほど高くな訳ではないが、健康になって幸福度が高いという研究結果がある。

0 件のコメント:

コメントを投稿