東インド会社と言えばオランダのものが有名だが、イギリスの方が2年早く1600年に東インド会社を設立している。
東インド会社とは、東南アジア全域の貿易独占権を持つ国策的な貿易会社である。
出資者の殆どは民間の商人が拠出し、国は東インドでの独占権を与える代わりに、マージンを取った。
出資者の殆どは民間の商人が拠出し、国は東インドでの独占権を与える代わりに、マージンを取った。
オランダの東インド会社は、出資者が「有限責任」だと明示されていたので、株式会社の起源と言われる。
イギリスの東インド会社は、その点があいまいだったので、株式会社の起源とは若干異なった。
同様のカンパニー形態の事業は西欧でそれまでも見られたが、出資者は出資した金額だけ責任を取ればよいという有限責任を初めて明確にしたのは、オランダの東インド会社だった。
イギリスの東インド会社は、その点があいまいだったので、株式会社の起源とは若干異なった。
同様のカンパニー形態の事業は西欧でそれまでも見られたが、出資者は出資した金額だけ責任を取ればよいという有限責任を初めて明確にしたのは、オランダの東インド会社だった。
ちなみに、イギリスは東インド会社の前も同様の会社として、1555年にロシアとの貿易を行うモスクワ会社、1592年には地中海貿易を行うレヴァント会社を設立している。
これらの会社も、女王が貿易の独占権を与え、民間から出資を募るという形態が取られた。
これらの会社も、女王が貿易の独占権を与え、民間から出資を募るという形態が取られた。
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